異汗性湿疹と掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)、この二つは、まったく異なる疾患ですが、手のひらと足の裏に限局して出現することと、病因として金属アレルギーが関与する可能性があること、水虫(足白癬)と間違われていることが多いことなど共通点も多いので、ここでまとめてしまいます。どちらも、手のひらや足の裏が赤くなりますが、異汗性湿疹は小さい水ぶくれと激しい痒みが特徴で膿疱はでません。掌蹠膿疱症の場合は痒みがあっても強くないことが多く、常にあるというわけではありませんが周期的に大きさのそろった膿疱が出現します。
異汗性湿疹
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)
治療は、強いステロイドやビタミンD3製剤の外用ですが、重症例には乾癬に準じた強い内服薬を用いることもあります。また、前述の女優さんがビオチン(ビタミンH)で治ったと喧伝しているため、ビオチン療法を希望する方もいらっしゃいます。まだ医学的に根拠のある治療ではないのですが、無害なお薬なので試しに飲んでいただくと、意外に効果が出る方もあるようです。
また当院では、エキシマライトという副作用の少ない紫外線を用いた治療も行っています。
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